パンの知識 生活の情報シリーズ21(恒信社)


図書館で借りた本。

内容はおおざっぱに以下の通り。
 ・パンの歴史
 ・パンの種類
 ・パンの原材料と製造法
 ・パンの栄養
 ・パンを使った料理

全てにおいて、とても教科書チックな内容だった…。
パンの歴史と種類については読み物。
パンの原材料と製造法の部分は、製パンの基礎知識を知らない人には、わかりやすくまとめてあるから勉強になると思う。
パンの栄養は読み物というか、とても家庭科の教科書な感じ。
パンを使った料理は期待しないほうがいい。いいレシピ本は他にたくさんある。


概要とか流れをつかむにはもってこいなのかもしれない。
小麦粉の各成分や他の材料が製パンにおいてどのような役割を果たすのか書かれていて良かった。
でも結局、じゃぁ水を減らしたらどんなパンになるとか卵いれたらどうだとか、実際作ってみて経験しないとわかんないなぁって知識として勉強してみて思った。
わかりやすく書いてあったからこそ、つくづくそう思った…。
やっぱり職人達が関わるものっていうのは日々の経験を補うものとしての理論であって、理論は決して先行しないんだね。